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関東と関西では違う?!雛人形の飾り方とひな祭りの豆知識

time 2016/03/02

3月3日のひな祭りは、日本の五節句のひとつで正式には「上巳の節句」といいます。

江戸時代には桃の節句と呼ばれるようになり、現代でも桃の節句・ひな祭りと呼ばれる女の子の健やかな成長を願うお祭りですね。

 

今回はそんなひな祭りの意外と知らない豆知識をご紹介します。

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ひな祭りの由来とは?

もともとは、病気などの悪いことから身を守るため草木や紙などで「人形(ひとかた)」をつくり、体をなでることで人形に病気や災いをうつして「自分の身代わりに川に流す」という風習からはじまったとされています。

昔は人形を儀式などで使っていたんですね。

そしてその儀式は少しずつ変化して、「流し雛」というものが生まれました。

この流し雛の風習は今でも各地でおこなわれています。

 

やがてこの人形は子ども達の遊び道具として地位を確立していくようになります。

はじめは紙で作った人形で遊んでいた子ども達ですが、だんだん人形を作る技術が発達して、かわいらしい立派な人形へと進化していきました。

平安時代にはすでに「ひいな遊び」と呼ばれ、子供たちが人形で遊んでいたという記録が残っています。

 

一般的にはそんな流し雛とひいな遊び、その二つがあわさって出来たのが「ひな祭り」だと言われています。

紙や草木で作っていた「流し雛」も少しずつ「ひいな遊び」の人形のように立派な人形になり、さすがに立派な人形は流せないので飾るようになったとか。

立派な人形を飾るようになってからも「流し雛」の頃の身代わりの風習は残ったままになり、それが現代でも続いているということなんですね。

「お雛様は女の子の身代わりになって一生守ってくれるんだよ」

ゆいくりは小さい頃に祖母にこう教えられましたが、お雛様にはこんな歴史があったんですね。

雛人形の飾り方 関西では左右が逆?

お雛様の並べ方

上記の雛人形、あなたはどちらの並びがしっくりきましたか?

実は、雛人形の並べ方には一般的な関東式と、京都を中心とした関西式の2種類あるんです。

関東式では、私たちから見て左が男雛。右が女雛。

関西式では、私たちから見て右が男雛。左が女雛となっています。

関東では向かって左に男雛を並べる理由

お雛様の並べ方関東式

諸説ありますが、よく言われているのは大正天皇の即位礼の際、西洋の国際儀礼(プロトコル)に習って皇后の右に立ったこと。

その即位礼の並びを東京の雛人形業界が倣ったことが発祥だというのが有名です。

西洋のプロトコルでは、位の高い人は太陽の昇る東を向いているという考え方で、日陰になってしまう北よりも太陽の当たる南が上位(右上位)になったそう。

太陽の昇る方(東)、当たる方(南)が上位という考え方なんですね。

京都を中心とした関西では向かって右に男雛を並べる理由

お雛様の並べ方関西式

「天子は南面す」という言葉があるように、昔の日本では位の高い人は必ず北に背を向け、南を向いて座っていました。

南を向くと、太陽の昇る東側が左手、沈む西が右手になりますよね。

太陽の昇る東(左)が沈む西(右)より上位、という考え方から「左上位」が生まれたそうです。

舞台の上手下手も同じ由来からだという説もあるんですよ。

 

また、京都を中心とした関西で「左上位」の並びを守るのは、陰陽説に基づいて全体の並びとの整合性を守っているという説もあります。

陰陽説とは、世の中を構成するすべての物は、陰と陽の2つの気によりバランスをとっているという考え方。

  • 太陽は陽で月は陰
  • 春・夏は陽で秋・冬は陰
  • 東と南は陽で西と北は陰
  • 上は陽で下は陰
  • 左は陽で右は陰
  • 男は陽で女は陰

陰と陽とは、善悪や優劣などの価値判断とは関係がなく、どちらが欠けてもバランスの取れない「等価」のものなので、陰だから悪い、陽だからいいというようなものではありません。

京の雛人形は持ち物にも違いが

京雛の違い

京の雛人形は男雛と女雛の飾り位置以外にも独特のものが2つあります。

1つ目は中央に座っている三人官女の持ち物。既婚者である年配の官女が持っているものは一般的には三宝ですが、京雛では島台を持ちます。

島台とは結婚式などのおめでたい儀式の時に飾る物で、松竹梅・鶴亀等をかたどった飾りのこと。

松竹梅などがカラフルで目立つので、少し豪華に見えますね。

2つ目は五段目に飾る仕丁の持ち物。一般的には台笠・沓台・立傘ですが、京雛では熊手・ちり取り・箒を持ちます。

これは御所内の清掃係をあらわしていると言われています。

うれしいひなまつりの歌詞 実は間違っている?!

うれしいひなまつりの歌詞の間違い

ひな祭りといえば思い出すのは、明かりをつけましょ~からはじまる「うれしいひなまつり」という歌ですが、実はこの歌には決定的な間違いが2つもあったんです。

お内裏様とお雛様?

内裏(だいり)とは、天皇の私的区域の名称で、その中にある紫宸殿(ししんでん)で行われていた天皇と皇后の結婚の儀をベースとしたものが雛人形なんです。

なので、お内裏様とは本来一段目に座っている男雛と女雛の総称であり、お内裏様=男雛ではないんですね。

また、お雛様とは本来すべての雛人形をまとめた総称であり、お雛様=女雛ではないんです。

二人並んですまし顔をしているお内裏様とお雛様、ということはありえないので、うれしいひなまつりの歌詞は間違いということになってしまいます。

ですがこれには諸説あり、内裏の主のことだからお内裏様は男雛のことを差し、内裏雛だと男雛と女雛をさすという説もあります。

赤いお顔の右大臣?

四段目の左大臣と右大臣は、関東関西関係なく日本全国「左上位」で飾ります。

左上位ということは、内裏から見て左側に年長の赤いお顔で白いお髭の左大臣、右側に若いイケメン右大臣という並び。

内裏から見て左上位ということは私たちが見た場合右が左大臣、左が左大臣ということ。

赤いお顔なのは位の高い左大臣なので、赤いお顔の右大臣という歌詞は間違っている、ということになります。

 

そして衝撃なのが、一般的に左大臣と右大臣と呼ばれているこの人形。本当は隋臣と言い、正しくは近衛中将または少将と言われる武官なんですって。

左右の問題以前に大臣ですらなかったんですね。。

雛人形の飾り方とひな祭りの豆知識 まとめ

以上、意外と知らないひな祭りの豆知識はいかがでしたか?

お雛様は子どもの厄を変わりに受けてくれるありがたい守り神のような存在。

ぜひ由来や豆知識を教えながら子どもと一緒に飾ってあげてください。

お雛様が一生守ってくれてるんだってことを知れば、きっと今以上に愛着がわきますよ。

 

そして、押入れに眠ったままのご自身のお雛様も、ぜひこの機会に感謝をこめて飾ってあげてください。

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はぴまむの中の人

ゆいくり

ゆいくり

30代の子育て中主婦。在宅勤務OK!という理解ある会社に拾っていただき、そこで働きながらフリーランスとしても活動中。webサイト製作などを中心に活動しています。 [詳細]